Q.胡蝶蘭が根腐れした時の植え替え方法と注意点を教えてください

根腐れした胡蝶蘭の植え替え方法
Q.胡蝶蘭が根腐れした時の植え替え方法と注意点は?

胡蝶蘭の葉がしおれて、根腐れしているようです。
植え替え方法や注意点について教えて下さい。

根腐れってどうしたら良いの?
A.ポイントは陰干しとその後の水やりです

大切にしていた胡蝶蘭が根腐れを起こすとショックですよね。
放置すると枯れてしまうので、早めに植え替えを行った方が賢明です。
今回は、根腐れを起こした胡蝶蘭の植え替え方法・手順・注意点についてお答えします。

特に、陰干しと植え替え後の水やりが重要なので、是非参考にしてみてください。

ポイントは陰干しとその後の水やりです

胡蝶蘭の植え替え方法

胡蝶蘭の植え替え方法

それでは早速、胡蝶蘭が根腐れしてしまった時の植え替え方法についてご紹介していきたいと思います。

植え替えの手順やポイントをイラストを交えながらご紹介するので、参考にしてみて下さいね。

植え替えに必要なもの

・園芸用ハサミ
・ポリポットまたはプラスチック鉢
・バーク

水苔よりバークがおすすめ

胡蝶蘭の植え込み材料といえば水苔がお馴染みですが、今回はあえてバークをおすすめします。

なぜなら、バークは水はけがよく、鉢もポリポットを使用することで肥料の蓄積を防ぐため、根腐れなどのトラブルを回避しやすくなるからです。

植え替えの手順

①ポットから株を抜く
②植え込み材料を取り除く
③腐った根をカット
④2~3日ほど陰干しする
⑤新しい鉢に入れる
⑦バークを詰める
⑧植え替え完了!

それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。

①ポットから株を抜く

立枯病にかかった胡蝶蘭の株

まず、ポットから胡蝶蘭の株を抜き取ります。
くれぐれも、無理に引っ張って傷つけないように注意して下さいね。

②バークを取り除く

バークを取り除く

バークや水苔など、根のまわりの古い植え込み材料を全て取り除きます。
強く引っ張ったりせずに、優しくほぐすようにしましょう。

③腐った根をカット

腐った根をカット

胡蝶蘭の株の腐った根だけを切り落とします。

はなと質問アイコン
Q.腐った根はどうやって見分けるの?
A.赤や黒っぽく変色したもの
健康な胡蝶蘭の根は薄緑やクリームイエロー系の色をしています。
一方、腐った根は赤や黒っぽく変色しています。
野菜や果物が腐るのと同じで、触るとブヨブヨしているのですぐに分かります。
はなとスタッフアイコン

④2~3日ほど陰干しする

3日ほど陰干し

株はすぐに植え替えるのではなく、風通しの良い場所で2~3日陰干しします。
但し、気温が15度を切るような冬場は、必ず室内で行うようにします。

同時に、最低気温が15度を下回らないように注意してあげて下さい。

はなと質問アイコン
Q.なぜ陰干しするの?
A.根腐れを悪化させないため
陰干しすることで過度な湿気を蒸発させて、カビの繁殖を抑えます。
株の環境が整うことで、新しい根が出やすくなります。
はなとスタッフアイコン

⑤新しい鉢に入れる

透明ポットに入れる

新しい鉢に移します。

病気やトラブルを抱えた胡蝶蘭は、次の植え替えまで透明ポットを利用するのもおすすめです。

根の様子や水分量などがチェックしやすいというメリットがあります。

見た目が気になるという場合には、大き目のオシャレな鉢カバーにスポッと入れてしまえば安心ですよ。

⑥バークを詰める

バークを詰める

片方の手でしっかり押さえながら、バークを均等に敷き詰めていきます。

⑦上部から2~3cmあけて詰める

<上部から2~3cmあける

胡蝶蘭の根の際が隠れる程度まで詰め、ポットの先端から2~3cmほどあけます。

⑧植え替え完了

植え替え完了

これで植え替え完了です!

水やりは霧吹きで!

立枯病植え替えまとめ

植え替え後の胡蝶蘭への水やりは、4~5日置きに「霧吹き」で行います。

水やりの量の目安は、バークの表面と葉の両面がしっとり湿る程度
やり過ぎは厳禁です!

植え替え後、2週間から1ヶ月はこのやり方を継続します。

すぐに肥料を与えるのはNG!

根腐れを起こし、ダメージを受けている胡蝶蘭には植え替えたらすぐに肥料を!と思うかもしれませんがこれはNG!

私達人間も消化機能が落ちている病気中や病み上がりに、いきなり高カロリーなものを食べると逆効果ですよね。それは植物も同じ。

植え替え後の様子を日々観察して、胡蝶蘭が回復してきたのを見計らって与えるようにしましょう。

そして、再び胡蝶蘭が根腐れするのを避けるためにも、その症状や原因、予防法についてマスターしておきましょう。

胡蝶蘭の根腐れの症状

胡蝶蘭の根腐れの症状

胡蝶蘭の根腐れには、主に次のような症状が見られます。

  • 葉にツヤがなく、シワシワになっている
  • 茎にシワがある
  • 花が咲かない、咲いてもすぐに枯れる
  • 植え込み材がカビ臭い
  • 植え込み材の表面に白いカビのようなものがある

こうした症状がいくつか当てはまる場合は、根腐れを起こしている可能性が高くなります。
では、胡蝶蘭が根腐れを起こす原因は何なのでしょうか?

胡蝶蘭が根腐れを起こす原因と予防法

胡蝶蘭が根腐れを起こす原因と予防法

胡蝶蘭が根腐れを起こす主な原因は、「水」「肥料」「湿度」の量が多過ぎることです。
予防法と合わせて見ていきましょう。

水やりのしすぎ

これは胡蝶蘭に限ったことではなく、観葉植物などの根腐れの多くは「水のやりすぎ」が原因です。

水をやりすぎると鉢の水はけが悪くなり、もともと蒸れに弱い胡蝶蘭の根に負担をかけてしまいます。

更に、こうした状態が続くとフザリュームやルゾクトニアなど、カビの細菌に感染し「立枯病」を発症します。
結果、根腐れを起こしてしまうというわけです。

水やりのタイミングは、平均して10日に1度くらい。
必ずバークや水苔の表面が乾いているのを確認した上で与えるようにしましょう。
また、受け更にたまった水はそのままにしないで、その都度捨てるのを忘れないで下さいね。

肥料の与え過ぎ

水と同じく、肥料の与え過ぎも「肥料焼け」と言われる根腐れの原因になります。

大量の肥料を吸収することができず、根の機能が害されるのです。

肥料を与えるのは春から秋の生育期のみ。
根が生えてきているのを確認した上で、1ヶ月に1回~2回、十分に薄めた肥料を与えます。

蒸し暑い部屋に置く

胡蝶蘭がいくら高温を好むからといって、締め切った蒸し暑いところに長時間置くのはNGです。
湿度が高すぎるとカビや根腐れの原因になります。

じめじめしたところは避け、風通しのよい場所に置くようにしましょう。
但し、クーラーが直接あたると乾燥しやすくなるので注意してい下さい。

まとめ

まとめ

胡蝶蘭を枯らしてしまう原因として、最も多いのが根腐れです。

根腐れを起こした胡蝶蘭は、次の点に気をつけながら、できるだけ早く植え替えを行いましょう。

植え替える際の注意点
・腐った根をカットしたら2~3日陰干し
・ポットは観察しやすい透明タイプを
・植え替え後2~3週間の水やりは霧吹き程度に

日常での注意点
・水をやり過ぎない
・肥料を与え過ぎない
・風通しの悪いところに置かない

大切な胡蝶蘭が1日でも早く元気になりますように。

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